ダイギンリュウの育て方

ダイギンリュウ

ダイギンリュウの育て方

ダイギンリュウとは

ダイギンリュウは、茎がジグザグに成長し、折れ曲がったところから、交互に葉を出していく、変わった形の観葉植物です。
秋には、寒暖差によって葉が赤く染まり、紅葉も楽しむ事ができます。

 

ダイギンリュウの置き場所

 

1年を通して日当たりの良い場所を好みます。

 

日当たりの良い場所で管理すれば、節と節の詰まった丈夫な株に育ちます。

春から秋の間は、屋外でも大丈夫ですが、
真夏の直射日光は葉焼けしますので、注意が必要です。

冬は暖かい室内に取り込んであげましょう。
寒さで、葉を落とすこともありますが、暖かくなればまた、葉が出てきます。

 

日当たりのポイントと注意点

日光を好みますが、真夏の直射日光は葉焼けをしてしまいます。
また、日当たりの悪い所だと、ひょろひょろと間延びしてしまいますので、
明るい所に移動させてあげましょう。

 

 

ダイギンリュウの水やり

 

水やりの頻度

土の中までしっかり乾いてからたっぷりと水やりします。

 

1回の水やりは、鉢底から水が出るまで必ず与えてください。
受け皿の水は必ず捨てて、水を残さないようにしましょう。

乾燥には強いので、乾かし気味にすると良いでしょう。
ただ、あまりにも乾燥させすぎると冬でなくても、葉を落とす事があります。

 

元気に育てるための水管理

葉水を与えることが、効果的です。
補助的な水やりや、埃を落として、光合成をよりしやすくなるなどの効果があります。

根が弱っている時にも、葉から水分を吸収する効果もあります。

ですが、やはり一番大切なのは、日々の水やりです。
しっかり乾いてから、たっぷりあげるというメリハリが重要です。

 

割り箸などを土にさしてみて、土の湿り具合をみる方法や
鉢の重さを感覚で覚えておく方法もあります。
水をあげた後と、乾いた状態では、重さにかなり違いがあります。

 

 

肥料

必要な肥料と与え方

緩効性肥料
または
水に薄めた液肥を水やり代わりに与えます。

 

成長期に入る4月頃から与えます。
冬場に葉を落としている場合は、新しい葉が展開し始めてから与えてあげます。

置肥で与える場合。
置肥とは、固形の肥料を土の表面近くに置いて与えます。水やりによって肥料が溶け、根から吸収させる方法です。
根に近すぎると肥料過多になってしまうので、根から離して、鉢の縁などに置きます。
半分くらい埋まるように少し押し込んであげるとより効果的です。
置き肥の場合は、製品にもよりますが、2ヶ月に1度位の頻度で問題ありません。

液体肥料を与える場合。
規定量で希釈した液体肥料をガジュマルの根元に与えます。
葉にかけてしまうと、水分が蒸発した後、肥料成分が葉に残ってシミになってしまう事があります。
葉面散布にも使える液肥もありますので、葉にかける場合はよく確認してから行いましょう。
液肥を与える場合は、2週間に1度位の頻度で与えます。

 

どちらの場合でも、与える時期とペースはしっかりと守りましょう。

 

肥料を与えるタイミング

4月〜6月9月〜10月頃に与えます。

基本的に植物が元気な状態の時に与えます。
冬場などで弱ってしまっている場合には与えないようにします。

成長期の真夏の高温になる時期は成長が鈍るので、与えない様にします。

 

 

植え替え・剪定・挿し木

 

植え替えの必要性

鉢で育てている植物は、限られたスペースにしか根を伸ばす事ができません。
また、土の劣化により水はけが悪くなったり、植物に吸収されて、栄養分がなくなってきてしまします。
その為、定期的な植え替えが必要になります。

状態にもよりますが、2年に1回は植え替えするのが良いでしょう。

 

植え替え・剪定の時期

4月5月9月が植え替え・剪定の時期になります。

 

2年〜3年に1度の植え替えが必要です。
土は、水はけの良いもので、多肉植物サボテンの土などがお勧めです。

 

剪定の仕方

切り戻し剪定・透かし剪定を行います。

 

切る場所は、どこでも大丈夫です。
ひょろひょろと間延びした茎や、バランスが悪くなったものを剪定しましょう。
密になってしまった所の風通しをよくすることで、病害虫の予防にもなります。

切り口から出る白い液体はティッシュなどで拭き取り乾かしてください。

 

挿し木の方法

  1. 先端から、10cm位の所で切ります。先端の2〜3枚残して、後の葉を切り落とします。
  2. 切り口をよく洗い、1週間ほど乾燥させます。
  3. 「挿し木・挿し芽」用の土に割り箸等で穴を開け、乾燥させた茎を植えます。
    肥料成分の入った土だと腐りやすくなります。
  4. 半日陰の場所で管理します。
    新しい芽が出てくるまでは、土を乾かさない様に管理します。

剪定した茎を使って挿し木をしてみるのも良いでしょう。
剪定した茎を使えば無駄なく増やす事ができます。

 

 

ダイギンリュウの健康管理

病気と害虫の対策

コナカイガラムシ・ハダニがつきやすいです。

 

また、カイガラムシの排泄物によりスス病になってしまう場合もあります。
予防には葉水が効果的です。
発生してしまった場合は、ティッシュや歯ブラシでやさしくこすり落としてあげましょう。
多く発生してしまった場合は殺虫剤をを散布するのが効果的です。

 

 

ダイギンリュウの観葉植物としての魅力

ダイギンリュウの花言葉

花言葉は「喜び」「千客万来」などがあり、商売繁盛の木としても人気の観葉植物です。

インテリアに与える影響

ダイギンリュウは季節により、色を変化させる数少ない観葉植物です。

その為、夏場は鮮やかなライトグリーンに斑の入った緑の葉が、
秋には赤く紅葉し、1つの植物で季節により違った雰囲気を出す事ができます。

様々な大きさに仕立てる事ができるため、数多くのシーンに合わせる事ができます。

 

 

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