ディフェンバキアの育て方:カミーラの葉を綺麗に育てるコツ

ディフェンバキア

ディフェンバキアの育て方

ディフェンバキアとは

緑の葉に白や黄色の斑の入った葉模様で、室内の観葉植物として人気があります。
花言葉は「危険な恋」です。魅惑的な葉模様と毒性を合わせもつ事より名づけられています。

サトイモ科の植物で、熱帯アメリカの湿潤な森の中の日陰で生育しています。
原産地での平均気温は20℃以上で、寒さには弱いです。

 

基本的な栽培方法

室内で育てるのがお勧めです。

 

モンステラなどと同じサトイモ科の植物で、耐陰性が強いです。
湿潤な環境は好みますが、水はけの悪いジメジメした土は嫌いますので、水はけの良い土で育てましょう。

こまめに葉水をして湿潤な環境に近づけてあげましょう。

寒さには弱いので、暖かい温度を保つ様にしましょう。
耐寒温度は10℃程度です。

 

 

 

室内での育成ポイント

直射日光の当たらない明るい場所におきましょう。
風通しの良い場所におきましょう。

 

耐陰性はありますが、あまり日光が入らないような暗すぎる場所では育ちが悪くなります。
また、夏場の直射日光は葉焼けをしてしまいますので、直射日光の当たらない場所に置いてあげましょう。

日当たりだけでなく、風通しの良さもポイントになります。
葉を密に茂らせますので、風通しにも気をつけましょう。

 

 

空気の流れと光合成
植物たちは、葉の裏にある気孔から、二酸化炭素を吸って酸素を排出します。
部屋の空気が全く動かない状態だと、葉に接する二酸化炭素がなくなってしまい、光合成ができなくなってしまします。
その為、植物の成長には風通しが重要になります。
風通しといっても、部屋の空気がある程度動いてる状態であれば、大丈夫です。

 

 

ディフェンバキアの水やり

水やりのタイミング

夏場・冬場ともに鉢の中の土がしっかり乾いてから水やりします。

 

ディフェンバキアは水はけの良い土を好みますので、乾燥気味に管理するのが良いでしょう。
乾燥と、湿潤のメリハリが大切です。しっかり乾いたらたっぷりの水やりをしましょう。

春から秋にかけては、鉢底から水が流れ出るまで、たっぷりと水やりをします。
その後、水が切れるまで少し待ってから、受け皿の水を捨て、
受け皿には水を残さないようにします。

気温が下がる頃からは、土の乾きを見ながら、少しづつ間隔をあけるようにします。

 

葉水

 

年間を通してこまめに行います。

 

ディフェンバキアの葉は乾燥に弱いです。
空気が乾燥する時期は特に、綺麗な葉を保つのに葉水が効果的です。
冬場の冷え込む朝晩の時間帯は避けるようにしましょう。

 

 

ディフェンバキアの肥料

肥料を与える時期

5月〜7月9月〜10月に与えます。
植え替え時は元肥を与えます。

 

真夏を除いた春から秋の成長期に与えます。
成長期は多くの葉を出しますので、肥料を与えないと株が弱ってしまうことがあります。
成長が止まる冬は肥料は与えないようにします。

 

肥料の与え方

緩効性肥料がおすすめです。
または
水に薄めた液肥をに水やり代わりに与えます。

 

置肥で与える場合。
置肥とは、固形の肥料を土の表面近くに置いて与えます。水やりによって肥料が溶け、根から吸収させる方法です。
根に近すぎると肥料過多になってしまうので、根から離して、鉢の縁などに置きます。
半分くらい埋まるように少し押し込んであげるとより効果的です。
置き肥の場合は、製品にもよりますが、2ヶ月に1度位の頻度で与えます。

 

液体肥料を与える場合。
規定量で希釈した液体肥料を根元に与えます。
葉にかけてしまうと、水分が蒸発した後、肥料成分が葉に残ってシミになってしまう事があります。
葉面散布にも使える液肥もありますので、葉にかける場合はよく確認してから行いましょう。
液肥を与える場合は、2週間に1度位の頻度で与えます。

 

どちらの場合もでも与える時期とペースはしっかりと守りましょう。

 

 

ディフェンバキアの植え替え

植え替えの必要性

長い間植え替えしないと
根詰まりして水や養分を吸収できなくなったり、土の劣化によって、水はけが悪くなったりします。 土をリフレッシュするためにも、定期的に植え替えをしてあげましょう。

 

植え替えのタイミング

2年〜3年に1度は植え替えしましょう。

 

水やりをした時に、直ぐに水が抜けてしまったり、葉が黄色く変色したりすると、根詰まりしている可能性が高いです。

成長期の5月〜8月頃に植え替えます。
土をリフレッシュさせる為にも、毎年植え替えてるのも良いでしょう。

 

適切な土の選び方

水はけ通気性が良く、有機質を多く含んだ肥沃な土を好みます。

 

ディフェンバキアは根腐れしやすいので、水はけと通気性が重要です。
市販されている「観葉植物葉用」の土が手軽で、お勧めです。
植え替え時には元肥として、肥料を少し入れてあげましょう。

 

 

健康な葉を育てるコツ

生育環境

ディフェンバキアはの生育温度は20℃~30℃です。

 

生育に適した環境づくりをすることが、健康に育つ為には大切です。
ディフェンバキアは湿潤な環境で、水はけのよい土を好みます。
水やりや、冬の寒さなどに注意してあげましょう。

 

葉が枯れる原因

日当たり不足。
エアコンの風が直接当たる。
水のあげ過ぎか、あげなさ過ぎ。
根腐れ。

などが主な原因です。

変色や枯れなどの原因を明確にすることが大切です。
原因に対し適切な処置をしてあげましょう。

 

枯れた葉の切り方

枯れた部分をハサミでカットします。

 

変色したり、枯れてしまった葉は元には戻りません。
つけたままでも問題はありませんが、見栄えが悪くなくなってしまいます。
葉先が枯れてきているものは、その部分だけを自然な葉の形になるようにカットします。
全体が枯れてきてしまっているものは、根元部分からカットします。

 

ハダニとカイガラムシの対策

予防するには
葉水をこまめに行う事や、風通しをよくする事などが大切です。

乾燥していると、発生しやすいです。
発見した場合は葉の裏側までよく確認し、少しならティッシュなどで軽くこすり取ります。
多量に発生してしまった場合は、殺虫剤を散布して駆除しましょう。

 

ディフェンバキアの毒性

毒性についての理解

ディフェンバキアの樹液には、シュウ酸カルシウムという毒が含まれています。
人や動物の粘膜に触れると強い痛みを伴う恐れがあります。
特に口に入れてしまうなどの事故が多い様です。

注意点

剪定するなど、取り扱う時は必ず手袋をして、直接触れない様にしましょう。
また、触れた手で目を触らないなどの注意も必要です。

 

 

まとめ

ディフェンバキは、魅惑的な葉模様で1年中楽しむ事ができる観葉植物です。

明るい緑に斑のはいった姿は、インテリアとしてオシャレな空間を演出してくれます。

皆さんも素敵なインテリアグリーンとして育ててみてはいかがでしょうか。

 

 

人生100年時代  折り返しまでもう少し

ゆ〜くり  の〜んびり

ゆる〜く園芸を楽しもう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました