ダイギンリュウの育て方:4月の管理方法

ダイギンリュウ

『ダイギンリュウ』は、茎がジグザグに折れ曲がりながら伸びていき
折れ曲がった先から交互に葉を展開する不思議な観葉植物です。
その姿からデビルズバックボーン(悪魔の背骨)の別名があります。
そんなダイギンリュウのこの時期の管理の仕方をまとめました。

日当たり・置き場所

 

日当たりの良い室内に置きましょう。
屋外にはまだ出さないようにしましょう。

日光を好みますので、1年を通して日当たりの良い場所におきましょう。
南向き、西向きの窓の近くが良いでしょう。
日によく当てることで、葉が色鮮やかになり、茎の節と節のつまったしっかりとした株になります。
日光不足になると、茎が細長く育ちます。
葉が鈍い緑色になったり、黄色く変色することもあります。

 

 

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと与えましょう。
1回の水やりは、鉢底から水が出るまで必ず与えてください。
受け皿の水は必ず捨てて、水を残さないようにしましょう。

気温もあがり生育期に入ります。冬の間にたまった老廃物をしっかりと流してあげましょう。
乾燥に強いように思えますが、冬でなくても乾燥させすぎると葉を落とすことがありますので
注意しましょう。

 

 

葉水

 

全体がしっかり濡れるまで行いましょう。

葉の乾燥を防いだり、埃を落とすことで、しっかりと光合成ができるようになります。
害虫の予防にもなりますので、年間を通して行うと良いでしょう。

 

 

病害虫

コナカイガラムシハダニがつきやすいです。

予防には葉水が効果的です。
発生してしまった場合は、ティッシュや歯ブラシでやさしくこすり落としてあげましょう。
多く発生してしまった場合は殺虫剤をを散布するのが効果的です。

 

 

肥料

緩効性肥料などを2ヶ月に1回程度与えましょう。

新芽が展開してくるのを確認してからでも大丈夫です。その場合は、即効性のある液体肥料がおすすめです。

 

 

植え替え

 

4月5月9月植え替え・剪定・挿し木の適期になります。

2年〜3年に1度の植え替えが必要です。
土は、水はけの良いもので、多肉植物サボテンの土などがお勧めです。

 

剪定

切り戻し剪定や、透かし剪定をおこないましょう。

切る場所は、どこでも問題ありません。切った場所の下の節から、新しい葉や茎が出てきます。
切り口から白い液体が出るので、ティッシュなどで拭き取りよく乾かしてください。
ひょろひょろと間延びした茎や、バランスが悪くなったものを剪定しましょう。
密になってしまった所の風通しをよくすることで、病害虫の予防にもなります。

 

挿し木

剪定したものを挿し木に利用するのが良いでしょう。
10cmくらいに切り、挿し穂にします。
切り口の液体をよく洗い流し、乾かしてから土に挿します。
乾かさずに土に刺すと、そこから雑菌などが入って腐る場合があります。
挿し芽の土や川砂などが良いでしょう。
肥料成分の入った土だと、腐りやすくなるので注意しましょう。

 

 

まとめ:春を楽しみましょう

春は植物たちも目覚め始める時期で、出来る作業も多くなりますね。
これからの成長期に向け、良いスターをきれるようにしていきたいですね。
この時期の作業をしっかりとやることで、この先の成長の仕方がより良くなると思います。
奇妙なジグザグから出た葉っぱの美しい緑で、私たちを楽しませてくれるでしょう。
挿し木が成功するかも、楽しみですね。

 

 

人生100年時代  折り返しまでもう少し

ゆ〜っくり  の〜んびり

ゆる〜く園芸を楽しもう!

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