「ガジュマル」は太い根が特徴的で、その独特なフォルムから、インテリアとしても、
とても人気があります。
また、耐陰性もあり生育旺盛で育てやすい植物とされています。
そんな「ガジュマル」のこの時期の管理方法をまとめてみました。
日当たり・置き場所

日当たりの良い窓辺に置くのが良いでしょう。
ガジュマルは耐陰性がありますが、基本的には日光を好みます。
なるべく明るいところに置いてあげましょう。
暖かい昼間は、外でも大丈夫ですが、朝晩は室内の戻してあげるのが良いでしょう。
水やり
基本的に土が乾いたら、たっぷり与える水やりで問題ありません。
鉢底から水が出てくるまで、たっぷりと水やりをしましょう。
休眠から目覚め、活動を始める時期です。新芽が展開してくれば、活動しはじめた状態ですので、冬場に比べて土の乾きも早くなってくると思います。
ただ、ガジュマルは高温多湿に強い性質を持っていて、太い幹や根に水分を溜めているので、乾燥に強いです。土が乾く前に水やりすると根腐れしてしまうこともあるので、注意しましょう。
葉水

湿度を保ち、埃を落としたり、害虫予防にもとても効果的です。
年間を通して行うとよいでしょう。
室内のエアコンなどによる乾燥した環境では、葉の乾燥を防ぐためにもとても効果的です。
病害虫
ハダニ・アブラムシ・カイガラムシ等がつくことがあります。
有機質の土で植えてある場合は、コバエも発生しやすくなります。
ハダニは水に弱いので、葉水で予防することができます。
多く着いてしまった場合は殺虫剤が効果的です。
カイガラムシは、硬い殻で覆われているため、ピンセットや歯ブラシなどで、こすり落としてから薬剤をかけてあげましょう。
コバエには室内用の「観葉植物の土」などを使うと発生を抑える事ができます。
肥料
緩効性肥料が良いでしょう。
ガジュマルは生育旺盛で、肥料がなくてもよく育ちますが、大きく・丈夫に育てたければ4月〜9月の成長期に合わせて与えてあげましょう。
植え替え

特に異常がない場合は、気温が安定してからにしましょう。
植え替えの適期は、5月〜9月頃です。
気温が十分に安定してからが安心です。
ただ、最近は、暖冬や猛暑などがあったり、季節の移り変わりが少し前早くなっているような気がします。
新芽が展開してきたり、平年より気温が高いようなら、4月中でも問題ないでしょう。
剪定
植え替え同様に適期は、5月〜9月頃です。その間であれば、いつ切っても問題ありません。
夏の間は、枝が上に伸びていきます。
上に伸びた枝を切ることで、そこから、横に枝葉を増やしていきます。
上に飛び出したしまったものは、どんどんと切って形を整えてあげましょう。
挿し木
時期は、5月〜7月頃です。
剪定した枝で挿し木をすると良いでしょう。
挿し穂を1時間くらい水につけ、「挿し木葉の土」に植えた後、明るい日陰で管理します。
この時、水が切れないように注意しましょう。
2〜3週間ほどで発根して、新芽が出てきます。
まとめ:ガジュマルを育ててみませんか
ガジュマルはとても強く、育てやすいです。これからの時期は、失敗する事も少ないと思います。
生育旺盛とはいっても、根の部分が大きくなるのには時間がかかりますので、
剪定することで、同じ樹形を長く楽しむことができます。
簡単に入手でき、小さいものから大きものまで、多く販売されています。
ぜひ皆さんも、気に入った樹形のものを見つけて育ててみてはいかがでしょうか?
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