多肉植物を小さくたもつ植え替え方法

多肉植物

やっと暖かくなり始め植え替えの季節がやってきましたね。
植物も成長をはじめる時期ですが、大きくなると場所も必要になってしまいます。
そこで今回は、なるべく小さく育てていけるような植え替えを紹介します。

今回は、秋にホームセンターからお迎えしたエケベリアの『マディバ』を植え替えていきたいと思います。
マディバは大きくなると本来の魅力が引き立てられますが、長く楽しみたいので、
もう少しの間は、小さく育てていきたいと思います。

植え替え時期

多肉植物の植え替え時期3月〜5月10月〜12月の年に2回です。
通常は1年〜2年間隔で植え替えますが、植え替える回数が多いと、成長も早くなります。
小さく育てたいなら、植え替えの期間を長くしましょう。

用意する物

  • 新しい土
  • 土入れ
  • 植え替える鉢
  • ピンセット
  • 軽石の小粒(鉢底石)
  • オルトランDX

土は乾かしておく

湿っていると、作業がしにくくなるので、植え替える多肉植物の土はよく乾かしておきます。

植え替えるものを鉢から取り出す

植え替える多肉植物を鉢から取り出し、根を切ります。
根を切ってリセットさせることによって、植え替え後の成長が緩やかになります。
しっかりと張っていて根鉢になっていましたが、土も違うものに植え替えるために、土も根もしっかり落とします。
このタイミングて、枯葉も取っておきます。
傷んでいる葉も多めに取って小さく仕立てるのもよいと思います。
私は、葉挿し様の葉は、数もあまり増やさないように、保険株の分だけ数枚を取ります。

鉢のふちに当たっていたりして、傷んでいる葉が多かったです。
少しふにゃっとして柔らかくなっているものや、透明になりかけているものなど、まだ回復しそうな葉も、小さく仕立てるために今回は、取ってしまいました。
葉挿し用は2枚だけ取りました。

植え替える鉢の準備をする

鉢は、同じサイズのものを使います。
鉢底石を、鉢の1/3位まで入れる。根腐れを防ぐ為と、根を切るので、土の量を減らすために多く入れています。
その上から土をいっぱいまで入れる。
土は、ひゅうが土バーミュキュライトピートモスのブレンド土に、病虫対策としてオルトランDXを混ぜたものを用意しました。
は、赤玉土や鹿沼土のように、崩れたりせず劣化しにくいものなので、植え替え時期を延ばせると思います。
小さくに育てるために、肥料は入れずに植え替えていきます。

中心にめがけて植える

今回は、根をほとんど切っている為、土に押し込む様にして植え完了です。
根をつけたまま植え替えるより、根と土の隙間が空く心配もなく簡単に植えられます。
ピンセットで根元を挟み鉢の中心に押し込みます。
少し左右に揺らすようにすると、うまくいきます。

水は控える

3〜5日くらい落ち着かせてから水やりを開始します。
今回は、根を多く切ったため、そこから雑菌が入って傷んだり、弱ったりするのを防ぐ為です。

まとめ

ポイントは、鉢を大きくしない事と、根をリセットさせて植え替え後の初期成長を抑えてあげる事です。
数を増やしていきたい人は、葉挿し様の葉をたくさん取るのも良いかもしれません。

今回は、傷んでいた葉を多く取ったので、綺麗に小さく植え替える事ができたと思います。


小さくかわいく育てるのも、大きくワイルドに育てるのも、多肉植物は、どちらも楽しめますよね。
今までは小さく派でしたが、最近は大きくしたいという衝動に駆られています。
今度は、どれか一つ、大きく育ててみようと思います。

 

 

 人生100年時代  折り返しまでもう少し

   ゆ〜っくり  の〜んびり  

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